DEFT PRO の支持球を交換して滑りヌルヌルにした

はいこんばんは。hdbxです。 今回はエレコムさんのトラックボール「DEFT PRO」のボールの滑りをめちゃくちゃぬるぬるにするべく、3個の支持球を交換していきますよ。
ちなみに分解はするわ部品交換はするわですので、エレコムさんのメーカー保証は受けられなくなります。完全自己責任行為です。

準備

では以下のものを準備します

  • DEFT PRO

分解

では分解していきましょう

買ってきましたDEFT PRO

このルビーの支持球を……

ジルコニアボールに交換するわけです

1.背面ネジ7箇所を外す

外すのはこの7箇所です

精密マイナスドライバー的なものでこじってそろっとゴムをめくると六角星型ネジがあります

T6のトルクスドライバーかこのようなヘキサローブドライバーでないと外せません

シールの下にネジが隠れていますので、デザインナイフなどで穴を開けてから外します

2.上部を外す

全部ネジを外したら上部を持ち上げて矢印の方向へ外します

この2箇所は爪

こちらが爪の受け

3.フレキシブルケーブルを外す

親指側のユニットのコネクタにフレキが挿さっていますので

こんなふうにコネクタを持ち上げてやってフレキを抜きます。

こちらも同じく

4.玉受け部を外す

青で囲った3箇所はツメで固定されてますので、ツメを開いて外します。私は2箇所側の手前はツメを折ってしまい、奥はほとんど動かなかったので無理やり引っこ抜きました。ここが最大の難所でした。
赤で囲ったネジはプラスネジなので、精密プラスドライバーで外します。

ルビーが飛び散らないようにマステを貼って……

いよいよこの3箇所を外せば……

ルビーとご対面!

5.支持球を交換する

ジルコニアボールに入れ替えます。マステはそのままの方が安心です。

作業完了!

作業を終えて

玉の滑りが最高にヌルヌルになります。KensingtonのSlimBlade Trackballと比べても遜色ないレベルで動き出しからスムーズです。
動きが渋いときの嫌なストレスから解放されますので、自己責任ではありますがオススメの改造です!

ということで、では!!

そうそう、同じくELECOMさんのHUGEも2.5mmの支持球を使っていますのでこの改造は有効ですよ! こちらをご参考にしていただければと思います。

Artisanキーキャップの製作工程を調べてみた [ Hammerhead Shark 試作 ]

この記事は キーボード #2 Advent Calendar 2019 の3日目の記事です。

adventar.org

はいこんばんは。@hdbxです。

今回は天下一キーボードわいわい会 Vol.3で販売された封入系Artisanキーキャップ『Hammerhead Shark』(通称ハンマヘ)の試作工程を、製作者である@hiddenbox4さんからご提供いただいた写真に語らせる感じでご紹介させていただきますね。

twitter.com

何でもご本人曰く「クリエイターの仕事にいちいちキャプション付けて説明するのって『全然セクシーじゃないよね』」ということで。

決して私が手抜きをしたとかそういうことではないことは最初にご理解いただきたく。 あまり前置きが長くなってもいけないので記事本編です。どうぞ。


チマチマと面倒くさそうなことをやっていることがわかりましたね。いかがでしたか?

Let's make your own artisan keycap!

自作キーボードを始めるにあたって用意すべきツール

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自作キーボードを始めてみたいけど、はんだごては買わないといけないとして、他には何を用意していいものやら……という初心者の方向けの記事です。

作りたいキーボードはどんなキーボードなのか?

キーボードのビルドにあたって準備しないといけないツールは、作りたいキーボードの種類によって異なります。 2019年3月現在、一般的な自作キーボードを製作が簡単なものから順に並べると、だいたい下記のようになります多分。

  1. ホットスワッパブルなのでキースイッチを手ではめるだけのキーボード
  2. キースイッチをはんだ付けするキーボード
  3. キースイッチだけでなく実装部品もはんだ付けしないといけないキーボード
  4. 手配線の(基板なしでキースイッチ間を自分で配線していく)キーボード

製作難易度順とかんたんに言っちゃってますが、3と4の間には結構な溝があります。 この記事を見るような人が手配線を考えるはずもないと思いますので、PCBにはんだ付けするキーボード前提で、1~3までのキーボードを作るにあたって用意すべきツールの説明を。

※この記事ではキースイッチやキーキャップ等のキーボード製作毎に必要となるパーツ類については触れていません。それらはツールではなく個別に準備しないといけないものですので……


準備するもの

1. ホットスワッパブルキーボードの場合

作りたいキーボードがPlanck Rev.6UT47.2なんかのキースイッチをスワップできるタイプのものであれば、キースイッチとキーキャップさえあればキーボードが出来上がります。特に何も必要ではないです。キースイッチを交換するときのために、引き抜き工具を用意するくらいでしょうか。

2. キースイッチをはんだ付けするだけのキーボードの場合

Rev.5までのPlanckや、GH60,XD64,DZ60などの、キースイッチ以外の部品が予めPCBに実装されているタイプのキーボードの場合は、キースイッチの足2本をはんだ付けする必要がありますので、はんだ付けのためのツールを準備します。キースイッチLEDに対応したPCBの場合は2本足のLED(3mm or 1.8mm or 2x3x4等)を付けることになりますが、その場合もこれらがあれば製作できます。

  • はんだごて

    温度調整機能が付いたはんだこてがおすすめです。初心者ほどちゃんとしたはんだこてを買わないと、後悔することになります。私は白光のFX600を使っています。

  • こて台

    はんだごてをそのへんに置くのは安全や火災予防の観点から絶対NGです。コテ先の掃除ができるタイプのものなら、はんだ付け作業をする直前にこて先をきれいにできるのでいいです。

  • 1.6Dこて先 または 2Cこて先

    はんだごてを買った状態でついている円錐形よりも接触面積が稼げるため熱伝導性が高いこて先です。基板面のランドとキースイッチの足を素早く温めてはんだの濡れを良くします。つまり、カンタンにはんだ付けできるようになります。安いものですし、初心者の方は絶対に買うべきです。

  • 作業マット

    机の上でやるにしても燃えないマットが必要です。作業マットは細かな部品をまとめておくエリアも設けられていますので作業効率が上がります。

  • 0.8mmの太さの60/40糸はんだ

    糸はんだです。キースイッチを付けるだけならPCBのランドも広いですし、太さは1.0mmでもいいです。先々実装部品をはんだ付けするキーボードにもチャレンジしたいなら、0.8mmがおすすめです。ダイソーにも売っています。十分使えます。
    はんだは大きく分けて有鉛はんだと鉛フリーはんだの2種類があり、健康にいいのは鉛フリーはんだなのですが、はんだ付け温度を高くしないとしけないため、低めでできるので有鉛はんだの方が初心者向けです。私は有鉛はんだしか使ったことがないのでよくわからないのですが……

  • はんだ吸い取り線とかはんだ吸取り器とか

    はんだ付けというのは、失敗するときは失敗します。で、リカバリしようと思ったときにはんだを吸い取る必要があるんですが、そのときにはんだ除去ツールが無いと詰みます。

3.実装部品をはんだ付けするキーボードの場合

ProMicroと呼ばれるmicro USB が付いた小基板や、ダイオード、抵抗といった部品をPCB(基板)に実装するためにはんだ付けをしないといけないキーボード(HelixErgo42,crkbd,Mint60,Fortitude60,Let's Split,Iris,Nyquist,etc...)の場合は、上記に加えて以下のようなものが必要です。

  • ニッパー

    ダイオードや抵抗の長い足(リード部品のリードといいます)をカットしたり、ProMicroを付けたピンヘッダーの余りをカットしたりで必要です。リード部品の足は細いですが、ピンヘッダーは1mm程度の太さがありますので、銅線切断能力が1.2mm以上はあるものが望ましいと思います。フジ矢のスモールニッパーは確実に切れて使いやすいです。 リード部品の足をきれいにカットしたい、というなら、エンジニアカッターもいいと思いますが、切断能力が銅線0.6mmのため、リード部品の足以外はカットしないほうがいいです。ピンヘッダーを切ろうとすると多分すぐにイカれます。

  • テスター(デジタルマルチメータ)

    はんだ付けした部品がちゃんと電気的にくっついて導通しているか、とか、抵抗値を測ったりするのに使います。はんだ付け状態が適切か否かは見た目だけではわかりませんので、テスターを使用して確認します。スイッチを付けては見たものの、特定のキーが反応しないといったよくある不具合の原因を調べるのにもテスターが役立ちます。

  • フラックス

    やにです。PCB面の「ランド」と呼ばれるはんだがくっつく金属面、パーツのはんだ付けしたいところに塗布すると、驚くほどスムーズにはんだ付けできます。HelixのRGB LEDの4極はんだ付けの際には大活躍しました。SMDダイオードを付ける際も作業性が上がるはずですので、一つ持っておくといいです。
     フラックスは糸はんだにも含まれているのですが、長い時間はんだごてを当ててフラックス成分を飛ばしてしまうと、はんだにツヤがなくなり、ツノが生えたようになってしまうことがあります。そのような場合にもはんだにフラックスを塗布することで、はんだのツヤが戻り作業しやすくなります。

  • ピンセット

    SMDダイオードを付ける際などに活躍してくれます。またProMicroをPCBにはんだ付けする前にPCからファームを書き込んだりする際にも、ショートさせるために使えたりします。

  • サンハヤトのリードベンダー

    リード部品の足をきれいに曲げるときに使えます。無くても全然なんとかなりますが、私はリードベンダーにダイオードをセットして一つ一つ足を曲げているときに心の平安を感じますので、買ってよかったなぁとしみじみ思います。

  • ワイヤーストリッパー

    Underglow(アンダーグロウ)と言いますが、基板の底面にRGB LEDストリップテープを配置して綺麗に光らせたりすることがあります。その際にテープにはんだ付けを行うために配線を剥く必要があります。カッターでももちろん剥けますが、力加減によっては誤って芯線の一部を一緒に切ってしまったりして、そのためにやり直すと長さが足りなくなってしまって結局また~~、みたいなことになりがちなので、ワイヤーストリッパーがあるととても楽です。挟む→握る→剥ける。

以上、国内で入手性の良さそうなツール・工具を紹介させていただきました。自作キーボードがんばっていきましょう!!

200円で美味しいコーヒー活動を始めませんか?

「本物のコーヒー豆から淹れた美味しいコーヒーを飲みたいなぁ……」

ですよね!

「でもやり方わかんないし道具とか揃えないといけないだろうしお金かかりそうだしキッチンの場所も取りそうだし……」

まぁわからんでもない

そんなにお金かけなくてもできます

¥200(税抜き)で美味しいコーヒー活動始められますよ。 まずセリアに行ってコーヒーとかお茶のコーナーで売ってる以下2つを買ってきてください。

  • ドリップペーパー(1人~2人用、100枚入とか)*1
    f:id:hdbx:20190217091842j:plain:w400

  • 折りたたみコーヒードリッパー *2
    f:id:hdbx:20190217092042j:plain:w400 f:id:hdbx:20190204202352j:plain:w400 f:id:hdbx:20190204202539j:plain:w400

あとコーヒーを淹れるのに必要なのは以下ですが、コーヒー豆以外は既におうちにあると思います。多分……

  • コーヒー豆 → カルディとかスーパーのレギュラーコーヒーのコーナーで挽いた豆を買えます
  • お湯を沸かすもの → 雪平鍋に水を入れてコンロで沸かすとか?
  • お湯を注ぐもの → ドリップポットがベストですが急須でもOK!
  • コーヒーを飲むもの → 直接淹れるならマグカップがいいです

コーヒーを淹れよう

円すい形の場合はそのままで大丈夫ですが、扇形のドリップペーパーを使用する場合は円すい形に折ります。

こんな感じになります。

マグカップの上にドリッパーを置いて、ペーパーをセットして挽いた豆を入れます。*3

お湯を注いで……………………できあがり!*4

(゚д゚)ウマー

補足説明

その扇形の紙での淹れ方がわからん

ペーパードリップ 淹れ方」でググりましょう。
見た先でごちゃごちゃうんちくをたれまくってるかもしれませんが、かんたんに言うと「のの字描きながら3回くらいにわけて3分くらいで注げ」です。
コーヒー豆の分量は「自分のお好みで」いいです。とりあえず淹れて飲んで濃すぎたら減らす薄すぎたら増やす。
要はコーヒー豆はお湯には溶けないので、コーヒーってのは豆から出てきたエキスを飲むわけで、コーヒー豆の粉は邪魔なのでペーパーで濾したり、ネルという布で濾したり*5、フレンチプレスという手法で豆は沈殿させて上澄みを使ったりするわけです。

折りたたみのドリッパーを推奨している理由

以前からというか今もダイソーなりセリアなりキャンドゥなりに行けば、コーヒードリッパーは100円で買えます。いわゆるプラスチックの扇形のフィルター用のドリッパーです。

しかし、なぜなのかはよくわかりませんが、この紙の側面が空気に触れているスカスカなドリッパーで淹れたコーヒーは、同じ豆でもちょっと美味しく感じるんです。空気に触れたところから余分なガスが抜けるから美味しくなる説もあるらしいのですが、大事なのは「自分が美味しく感じる」ということです。
元祖スカスカであるコーヒーバネットは割とお値段が高いんですが、セリアのパクリリスペクト商品のコスパは最強と言っても過言ではないので、この際ご紹介しようと思ったわけで。
使い終わったあとに洗うのも楽ですから本当にオススメできます。

ただし私が購入したセリアのドリッパーはかなりフレームが歪んでいたので、ペーパーをきれいにセットするため、手で歪みを矯正しました。するとこんな感じに馴染みます。 f:id:hdbx:20190204203116j:plain:w400

ユニフレームのコーヒーバネットは歪んではいなかったですね……

お湯を注ぐやつが欲しい人

「ドリップポット」ですね。上の写真に写っているのはタカヒロのドリップポットです。
いい道具は人生を豊かにしてくれます。私が持っているポットよりも注ぎ口が細くなった「雫」がさらに良さそうです。

挽いた豆じゃなくて「豆のまま」で買って、淹れる前に自分で挽きたい人

「コーヒーミル」を入手すれば自分で好きなときに好きな挽き加減で挽けます。初めて買うならこのハリオの手動がいいと思います。
似たような定番商品でポーレックスのミルもあり、私は最初にそっちを買って使っていたのですが、その後このハリオのミルを買ってから「こっちの方が収納もしやすいしハンドルもカチッとハマるし使いやすいな」という感想を得ました。

HARIO ( ハリオ ) 手挽き コーヒーミル ・ セラミック スリム MSS-1TB

HARIO ( ハリオ ) 手挽き コーヒーミル ・ セラミック スリム MSS-1TB

美味しいコーヒー豆を安く買いたい

私もそう願ってやみません。
ご近所に美味しいコーヒー豆を扱っているお店はありませんか?今までは「コーヒー豆売ってるんだな……」で通り過ぎてたお店、無いですか?
あなたはもうコーヒー豆を買ってそれをコーヒーにして飲めるのです。試しに気になる豆を100gでも200gでも買ってみましょう!え?そんなお店が近所には無い?幸い今はネット通販でコーヒーを取り扱っているお店が山ほどあります。それらの中からあなたのハイコストパフォーマンスコーヒーショップを探しましょう。さぁ、ネットの海にダイブするのです……

*1:セリアには円すい形のドリップペーパーがありました。40枚しか入っていないので扇形よりも割高です。扇形のドリップペーパーでも問題ありません。

*2:折りたたみコーヒードリッパーはこのように折りたためますので収納に場所を取りません。

*3:あれ?これセリアで売ってるやつじゃなくね?はい。これはユニフレームのコーヒーバネットです。まぁ似たようなもんです。

*4:どうでもいいけどこのマグカップダイソーで売ってます

*5:ネルドリップって聞いたことありますよね?

自作キーボードキット Zinc を組んだ

f:id:hdbx:20181223103655j:plain 今回は monksoffunk(もんく)Zinc/Attack25販売中 (@monksoffunkJP) | Twitter さんによる『Zinc』というキーボードキットを組んだ記事です。

  • Zincとは
    4x6がそれぞれ左右に分割されている48キーのキーボードです。
    と書くとまさにレツプリなんですが、Zincが面白いのは通常のキーボードみたいに行方向で斜めにずれた Row Staggered なキーレイアウトになっているところなんです。
    Mint60 も同様の斜めレイアウトで、分割自作キーボード初心者に最適と評価されているように、Zinc もまた108キーボードに慣れている人がまず手を出してみるのにオススメなキーボードと言えます。

  • どこで買えるの? ここで買えます 25keys.booth.pm

  • その他 Zinc の設計思想なんかは、monksoffunkJP さんがこちらに詳しく書かれています。 http://www.sho-k.co.uk/tech/735.htmlwww.sho-k.co.uk

  • 記事内で使用しているツール類はこちらの記事をご参照くださいませ。 hdbx.hateblo.jp

  • 今回のビルドでは、ProMicro 用のコンスルーの代わりに、別途購入したピンソケットを使用しています。


まずビルドガイドを眺める

ビルドガイドは http://www.sho-k.co.uk/tech/735.html にあります。一通り最初から最後まで目を通しておきます。

ProMicro を使うので、先にProMicroのモゲ防止 をやっておく。

QMK FirmwareFlash とか、ハードウェアの組立作業中には煩わしいものですので、ソフトウェア的作業を先に済ませておくとあとの展開がスムースです。

基板を置いて眺める

  • ProMicro は横方向なんだなー、とか
  • 基板の裏表が左右同じなんだなー、とか
  • キースイッチの南北が Helix や crkbd とちがって順方向なんだなー
    とか感じておきます。 f:id:hdbx:20181223102028j:plain

ダイオードをはんだ付け

いつものリードベンダーで足を折り曲げて f:id:hdbx:20181223104428j:plain マスキングテープで固定してはんだ付けします f:id:hdbx:20181223104454j:plain ProMicro のところだけは基板の表につけます f:id:hdbx:20181223104523j:plain

RGB LED をはんだ付け

基板の○印とLEDのパッド方向に注意しながら配置します f:id:hdbx:20181223105151j:plain はんだ付けの様子は ↓ を参考にしてみてください

オワタ f:id:hdbx:20181223105630j:plain

ピンソケットをはんだ付け

ピンソケットを配置してはんだ付け f:id:hdbx:20181223105756j:plain ProMicro を置いてピンヘッダーでぶっ刺して簡易ソケット化 f:id:hdbx:20181223105914j:plain

TRRSジャックとリセットスイッチをはんだ付け

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プレートにキースイッチをはめる

乳白色のきれいなプレートにこれまたきれいなスペーサーをつけて f:id:hdbx:20181223110600j:plain キースイッチをはめていきます f:id:hdbx:20181223111053j:plain はめ終わったらはんだ付け f:id:hdbx:20181223111201j:plain

LED の動作確認

USB をつないでチェックしたら、途中で光が途切れてました f:id:hdbx:20181223111324j:plain やっててよかったソケット化。ProMicro を外して LED の Din Dout あたりのはんだ付けをやり直し、無事全点灯*1 f:id:hdbx:20181223112015j:plain きれいやん? f:id:hdbx:20181223112044j:plain

ケースをネジ止め

組んだあとに見えるところは化粧ネジ、見えないところはちょっと安いネジ f:id:hdbx:20181223122534j:plain こだわりのボトムデザイン
組み合わせるプレートによってキーボードの傾きを変えられます。Zinc のエングレービングもおしゃれです f:id:hdbx:20181223122828j:plain 全部組み合わせるとこんな感じ f:id:hdbx:20181223123023j:plain

完成

キーキャップを着せてあげて完成です
DSA Legacy の RUSH カラーの Ortho キットを選びました☺ f:id:hdbx:20181223123204j:plain 乳白色のプレートが LED の光をほどよく透過・拡散するので可愛らしい印象ですねー f:id:hdbx:20181223123506j:plain

所感

Helix や crkbd などの Ortholinear 配列と Iris の Column Staggered 配列に慣れきってしまった自分には、Row Staggered は今更無理なんじゃないか?打ちにくいだけなんじゃないか?という懸念もあったのですが、蓋を開けてみれば何のことはない感じで、非常に打ちやすいのがとっても意外でした。

自作キーボードにはまっていろいろ組みまくってるという沼人にもおすすめですよ!!

この記事は Helix [Eucalyn配列改*2] で書きました。

*1:テスターで VCC と GND はチェックして問題無かったのですが……

*2:QWERTYからの移行コストを考えつつ、Eucalyn配列を自分なりに改造した独自配列です。

届かなかったBluetooth Speaker

この記事は「届かないクラウドファンディング Advent Calendar 2018」12月15日版のために書かれました。

adventar.org

え~、Bluetooth Speakerです。

Amazing sound quality via Bluetooth +KNOB

www.kickstarter.com

今となっては珍しくもないBluetoothスピーカー。昨年頃からはAIスピーカーとか言っちゃって、さらに機能的になったりなんかしちゃったスピーカーがそれこそ数千円で手に入るという現状ではあります。
しかし、私がこのプロジェクトをバックした2011年頃には、まだまだ世の中にBluetoothでもって遠隔で音声を飛ばして再生するというスピーカーは珍しかったんです。

そしてこのスピーカーにはオリジナルの他に、上位バージョンの「The +KNOB Anaconda」という、Bambooのハウジングを採用し、正面には獰猛な牙を生やしたアナコンダのイメージが入ったグリル、というなんとも中二心溢れるパッケージが用意されていたわけで……*1

もう出資しない理由が見当たらないじゃないですか!?

その後の出来事

2011年 11月

Anacondaを1台手に入れるべく、$240ほど出資しました。まあ当時のUSD/JPYは78円くらいでしたからね。2万円ほどですね。

出荷予定は2012年の1月です。もうワクワクです!!

2012年 1月

12月、1月と1週間に1度程度の頻繁なアップデートがあり、そこそこ順調に生産が進んでいる様子を報告してくれていました。
しかし1月27日にありがちな良いニュースと悪いニュースについてのアップデート。
ハムノイズが定常的に発生している、と。ずっと低周波ノイズがのってるスピーカーなんて嫌です。

2012年 2月~9月

2週間に1度程度のアップデートで、小さな問題(minor issues)があるけれど、生産に向けて準備しているよ、という内容。
つか、1月発送予定なのにバッチリ遅れてるんですけど!?まだ生産してないの?という状況です。

お決まりの中国の工場との生産スケジュールの折衝が難航している、仕上がった試作品に新たな問題が見つかった、との情報。
……お前、モノ作りなめてるだろ?

2012年 10月~12月

ようやくオリジナルスピーカーの生産が終わったとのことで、オリジナルの出荷が開始されました。
Anacondaのバンブーハウジングは苦戦しているそうな。

2013年 1月

オリジナルスピーカーがバッカーの元に届きましたが、音が途中でカットアウトされたりミュートされるという問題があったそうで返品が開始されました。
一部の部品がはんだ付けできてなかったそうな。
これまったく品質管理されてないんじゃないの、という……お前やっぱモノ作りなめてるだろ?
月末にはオリジナルスピーカーの再出荷の案内がありました。Anacondaの音沙汰なし。

2013年 3月

ひと月開けて久しぶりのアップデート。
資金がショートしていることと、AnacondaのBambooハウジングのベンダー(材木屋)に電話を無視されているという内容でした。
もう大体察してます。

2013年 4月

Anacondaのハウジングのベンダーに会いに材木店に行ったが逃げられた、というハートウォーミングもといスラップスティック・コメディもとい、どうでもいいエピソードが語られました。
それが最後のアップデートとなりました。

そして絶望だけが残った。

まとめ

最初はやる気あったんだと思うんですけどね。度重なる不具合と信頼できない材木屋と工場と目減りしていく資金……ハードウェア作るって本当に大変なんですよ。

流石にもう夢が覚めて5年も経過していますので、気付けばUE BOOMやらSonyのSRS-X55やらGoogle Home miniやら、Bluetoothスピーカーが複数手元にある状況です。
この数年で本当にいろんなメーカーがいろんなワイヤレススピーカーを世に送り出してきました。
でも、Anacondaを超える魅力的なデザインのスピーカーは見たことがないので、やっぱり欲しかったなぁー。

ま、とりあえずこの記事で供養できました。な~む~。

*1:残念ながらAnacondaの写真は見つかりませんでした……

届かなかったキーキャップ(ただし金も払っていない)

この記事は「届かないクラウドファンディング Advent Calendar 2018」12月10日版のために書かれました。

adventar.org

今回ご紹介するのはこちらのCF。

www.kicktraq.com

HUB - Mechanical Keyboard Key Caps

www.kickstarter.com

これはHUB Profileという新しいキーキャッププロファイルでカラフルなセットをみんなで楽しもうぜ!というTheVan Keyboardsさんによるプロジェクトです。

HUB Profileは、高さを抑えたDSAのようなキーキャップでありつつも、タイピング時の運指に合わせて打鍵のし易さが考えられたステップドスカルプチュアな新しいプロファイルでした。そのカラフルなラインナップも相まってズッキュンと私の心を一発でとらえたわけで。

3種類のプロファイル(CHERRY,DSA,HUB)の比較画像

https://ksr-ugc.imgix.net/assets/020/798/287/6867f52d6b8d5e6e94a7695a65332980_original.png?ixlib=rb-1.1.0&w=680&fit=max&v=1523020720&auto=format&gif-q=50&lossless=true&s=221aa951af6e4e1898cb402c8d047768

この通り、ありそうで無さそうなプロファイルなんですよね。

キーボードを使うときにパームレストは使いたくない、という方は多いと思うんですが、その場合にキースイッチをKailhのLow Profileスイッチにすると、平べったいキーキャップしか選べない。
かといってMX互換スイッチを選んでも、やっぱりできるだけ低くとなると、DSAないしXDAくらいしか選択肢は無いし、これまた全キー同形状のキーキャップ。
もうちょっと打鍵しやすそうなキーキャップがホギィ……というのがね。

また、HUBはそのカラーリング展開も豊富でした。
Miami風やNuclear Data風など、キーキャップファンにとってはお馴染みのデザインがなんと12種類も。しかもそれらを組み合わせることも考慮されていて、カラートーンが揃えられています。
つまり、見るからに遊べそうなキーキャップたちだったのです。

さらに!驚くべきはその価格。
なんと3セットが$125。6セットなら$200。9セットは$250。$300で12セット全部が手に入るという大盤振る舞い。

キーボードとか、キーキャップとか、そんなにいる?お前、腕何本あんの?
ひょっとして千手観音菩薩

何をおっしゃるか。キーボードもキーキャップも、いくらあってもいいものです。

運良くMiniVan Hotswap Keyboard KitとHUBキーキャップ3セットのStarter Pack (Early Bird枠で$200)に滑り込むことができ、ワクワクしながら待っていたのですが……

このプロジェクトへのファンディングは、クリエイターによって 2018年4月23日 にキャンセルされました

徐々に出資者も増えてはいたものの、募集期間内に成立するかは微妙な感じだな、と思っていたところ、Project Ownerによるキャンセルで終了。つまり未成立ですのでお金は支払っていません。

最終的なステータスはこちらの通り
目標金額$500,000に対し、Pledgeは$133,018。26%到達時点でのキャンセルです。今見返してみても成立は厳しい見通しですね。ですが、キャンセルについては前向きな延期であって、プロジェクトは再立ち上げする、と説明がなされました。

希望

国内でも自作キーボード勢が急速に盛り上がっている今、このプロジェクトが再度立ち上がれば、今度は成立するんじゃないかな?なんてことも思ったりしますね。
Kailh Mid-height Switchなんていう、高さを抑えたMX互換スイッチなんかも出てきてますし、それらを組み合わせてキーボードを組めれば面白いものになるんじゃないの?という個人的期待はすごく高いんです。

来年あたり、またやってくれないかなぁ……