DEFT PRO の 右クリックがチャタリングし始めたのでマイクロスイッチを交換した
はいこんばんは。hdbxです。
今回はエレコムさんのトラックボール「DEFT PRO」の右クリックがチャタリングし始めてしまったので、マイクロスイッチを交換していきますよ。
ちなみに言うまでもないですが、分解はするわ部品交換はするわの修理行為ですので、エレコムさんのメーカー保証は受けられなくなります。
この記事を読んでトライする場合も完全自己責任でよろしくです。
準備
では以下のものを準備します
- DEFT PRO
エレコム トラックボールマウス/人差指/8ボタン/有線/無線/Bluetooth/ブラック
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: エレクトロニクス
- オムロン (OMRON) 純正 マイクロスイッチ D2F-01F
オムロン (OMRON) 純正 マイクロスイッチ ピン押ボタン形 プリント基板用端子 微小負荷 定格0.1A 5個セット D2F-01F
- メディア: Tools & Hardware
- T6トルクスドライバー
- No.00プラスドライバー
- 小さいマイナスドライバー的なもの
- はんだごて
- はんだ吸い取り器またははんだ吸い取り線
白光(HAKKO) 簡易はんだ吸取器 ハッコースッポン 20G
- メディア: Tools & Hardware
goot(グット) はんだ吸取り線 3.0mm幅 ステンレス口金付き ディスペンスケース入り 2m巻き CP-30Y 日本製
- メディア: Tools & Hardware
分解
では分解していきましょう。
ボール受けを外すところまでの分解手順はこちらの記事をご覧ください。
基板にアクセス
写真の状態になったら、赤色で囲った3ヶ所のネジをプラスドライバーで外します。
水色で囲ったコネクタも外しましょう。
右端のマイクロスイッチ基板(ベージュ)のネジを外したくない場合は、コネクタ側を外してください。
赤矢印で示しているのが右クリック時に押下されるOMRONのマイクロスイッチです。
他に2つマイクロスイッチが写っていますが、これは使用頻度が低いからなのかOMRONではなくKailhのものです。(元気に動いていて問題ないです)
※写真はマイクロスイッチ交換済みです。(なぜなら交換前の写真を撮り忘れたので)
電池のところは気をつけて
赤色で囲った電池用の端子部は基板にはんだ付けされていますので、電池ボックス側から押し上げるなどしてそっと取り外します。
こいつが犯人だ
OMRONのマイクロスイッチです。D2FC-F-7N(10M)という品番が見えます。誇らしくCHINAとプリントされています。好きなのでしょうか。
10Mというのは10 Million つまり 1,000万回のスイッチ押下耐性を誇るということを示威しているのでしょうか。その10分の1も押してないのにあっけなくチャタリましたけど。
裏返し
基板を裏返すと、3ヶ所の足がはんだ付けされています。
はんだ吸い取り器で吸い取りつつ、400℃くらいに設定したはんだごてを3つの足に順番に当てながらマイクロスイッチを引っこ抜きました。(なんと写真なし)
交換
OMRONのD2F-01F(日本製)に交換。(はんだ付けしました)
動作確認
この状態でも電池を付けられるので、右クリックが正常動作するか確認します。
問題ありませんでした。
元通り組み立てる
分解と逆の手順で組み上げて完了。
ちなみに今回の交換にかかった作業時間は約30分でした。
最後に
もともと私のDEFT PROは支持球をジルコニアボールに交換してしまっている手前、ELECOMさんのメーカー保証は受けられない状態です。
マイクロスイッチがチャタってしまったら「買い換える」か「接点復活剤で一時しのぎする」か「マイクロスイッチを交換する」かのいずれかの選択肢でした。
マイクロスイッチの交換はリーズナブルですし、自分で作業すると愛着も湧きますし、気に入ったモノは大事にしながら長く使いたいですからね。
これでまだまだ使い続けられそうです。✌